友達が自傷行為をしている、見せてきた、そんな時の対応方法
あなたも同じような悩みを抱えているのではないでしょうか。
このページでは、自傷行為をしていた人による自傷行為の辞めさせ方、なるべく見ないようにする方法などを紹介していきます。
必ず全員に当てはまるという話ではないですが、参考にしていただければ幸いです。
そもそもなんで辞めさせたいの?
見せてくる場合は別として、なぜ辞めさせたいのでしょうか。
大好きな友達だから?
痛そう、かわいそうだから?
何とかしてあげたいから?
大切な友達だから、苦しそうだからなんとかしてあげたい気持ちは素晴らしいと思いますが、その思いが強すぎる場合は危険です。
あなたと友人の境界線がなくなっていて、相手のことを自分自身のこととして考えてしまっている状態になってしまいます。
物事を客観視できなくなっているだけでなく、共依存になりかねません。
そして、『辞めさせたい』『何とかしてあげたい』このような思いが強い時は自己防衛が原因だったりします。相手のことも自分自身のことも信じきれてないので、守りに入っているんですね。
具体的に言うと、
- 友達を失うのが怖いから
- 敵扱いされるのが嫌だから
- 嫌われたくないから
- 信用されたいから
などなどの無意識な思いが『辞めさせたい』『何とかしてあげたい』と強く思わせているということなんです。
他人は変えられない
他人を意図的に変えることは凄く難しいことです。
「自傷はダメ」「親が悲しむ、私が悲しむ」などと言っても、本人には届きません。
むしろ『あぁやっぱり他の人と同じことを言ってる。どうせ理解してくれないんだ』と思わせてしまう可能性があります。
ではどうするか。何ができるのか。
それは自分自身の考えや行動を変えることです。
自分自身の感情と向き合い、相手とは一定の距離を取り、常に客観的に物事を見ることしかあなたにできることはありません。
例えば、「今日もやっちゃった」とか言われた場合におススメの返し方としては、「そっかぁ。それだけ辛かったんだね。何もできないけどお話聞くくらいならできると思うから、話したい時があれば話してね」などのような、自傷行為に対して肯定も否定もしない返し方です。
カウンセラーと話したことがある方は、カウンセラーをイメージしてみて下さい。
リラックスした表情でドーンと構えて、肯定も否定もせず、適度に相手の言った言葉を少し変えて繰り返す…。
これを少しずつ意識していくだけでもあなたが巻き込まれる率が低くなっていくと思います。
また、あなた自身が辛くなっているのであれば、カウンセラーを頼るのもおススメです。
何て言ったらいいか
基本的に、自傷行為をしていても普段通り過ごすのがいいです。
自傷行為に囚われず、コミュニケーションをたくさんとり、楽しいことをたくさん一緒にやっていくのがベターだと思います。
自傷していることに罪悪感を感じている方の場合の例
「誰か別の人を傷つけたり、死ななかったりするだけで充分だよ。すごく頑張っていると思う。自傷しなくなったら嬉しいけど、ゆっくり自然な流れでいいと思う。やってもいいしやらなくてもいい、辛くなったらしても問題ないってくらいでいいんじゃないかな?」
見せてくる方の場合の例
「すごく辛かったんだね。傷口は消毒した?刃物とかも消毒した方がいいらしいよ~。傷つけるくらい辛いとおもうんだけど、ちゃんと傷つけた後はケアしてあげて欲しいな~。騙されたと思ってケアしてみて?」
「傷跡痛そうだね。でもそれだけ苦しかったんだね。ただ私傷跡とか血とか見るのが苦手なんだ…。その代わりお話聞くから話せるタイミングがあったら話してね!」
自傷していることをたまたま知ってしまった場合の例
- そっとしておく
- 「何か辛いことがあったら聞くよ」と声をかけておく
- 敢えてあなたの悩みを話してみる
まとめ
- 『自傷』に囚われずにたくさんコミュニケーションを取る
- 自傷を否定しない。やってもやらなくてもOKスタンスでいる
- 『辞めさせたい』『何とかしてあげたい』と思っている理由を明確にする
- 相手との境界線を引き、常に客観視する
お話してきたことをまとめるとこんな感じでしょうか。
より詳しい対応を知りたい方、どうすればいいかわからず困っている方はカウンセラーなどを頼ってみてくださいね。
また、素人の自分でよければTwitter(@itonoheya_b)のDMから受け付けています。
※DMに気が付くまでに長くて1ヶ月程度かかることがあります。早めに返事が欲しい方は、固定ツイートに♡してください。(DMの返事が着たら♡外してもらって大丈夫です)
あなたとあなたの友人が、心の底から笑うことができますように。
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