抗てんかん薬のデパケンはうつの人にも処方される!?
以前、抗うつ薬の副作用や飲んでいて思ったことを書いたのですが、今回は抗てんかん薬のデパケンについてお話していきます。参考程度にご覧いただければ幸いです。
※あくまでも個人的感想です。作用副作用には個人差があります。
デパケンがうつの人に処方される理由
バルプロ酸ナトリウム(一般名)とも書かれている「デパケン」は、うつ病の治療にどのように役に立つのでしょうか。
抗うつ薬との違い
Wikipediaなどには「気分安定薬」と書いてありますが、抗うつ薬とは少し使い方が違います。
落ち込みが酷い、寝れないなどのうつ状態に使われる薬
〇気分安定薬(抗てんかん薬)
気分が良すぎたり、落ち込んだりする躁(そう)状態使われる薬
もっと簡単に言うと、
テンション↓の状態には抗うつ薬
テンション↑↓の状態には気分安定薬
です。
デパケンの作用・効果
デパケンが躁うつ状態に対してどのように作用するのかと言いますと、興奮を抑える「GABA」や、やる気をもたらす「ドーパミン」という神経伝達物質の濃度を上げ、気分を安定させるという作用です。
※詳しくは薬剤師に聞くか、デパケンの添付文書等をお読みください。
デパケンの副作用(個人的感想)
- 倦怠感
- 眠気
あくまでも自分の場合はですが、主にこの2が目立ちました。
まとめ
デパケンは、気分が高ぶったり悲観的になったりする “ 躁うつ病 ” の治療にも使われている薬です。
口数少ない医師に処方されたら「抗てんかん薬なのに本当に効くの!?」と疑ってしまいそうですが…。
今回はデパケンだけのお話なので、いつもよりも短いですが、何かしらのお役に立つことができれば幸いです。
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