抗うつ薬が効かなかった人が語る、
薬の効果や副作用、飲んでいて思ったこと
中学生の頃から心療内科に通っていて、抗うつ薬や抗てんかん薬、睡眠薬、抗不安薬などの様々な薬を服用してきました。(今は飲んでいません)
そこで、服用中に思ったことや辛かった副作用などをお話ししていこうと思います。参考程度にご覧いただければ幸いです。
※あくまでも個人的感想です。作用副作用には個人差があります。
抗うつ薬
抗うつ薬にはいくつかの系統があり、飲んでいたのはこの3つの系統です。
- 三環系(最も歴史がある薬)
- 四環系(三環系に比べて副作用が軽い)
- NaSSA(俗に新薬と言われているもの)
飲んだ順番は覚えていないので、この順番でお話しします。
三環系:トフラニール
三環系の中でも初期に作られたと言われている、トフラニールという薬を飲みました。
トフラニールの主な作用は、心の安定を保ちリラックスさせてくれる「セロトニン(幸せホルモン)」と、やる気をもたらしてくれる「ノルアドレナリン」の神経細胞内への再取り込みを防いで、脳内のセロトニンとノルアドレナリンの量を増やすことです。
トフラニールの特徴は、効果が最もと言えるほど強いこと、服用初期は作用より副作用が強く出ることです。
副作用は、25mg、10mg共に
- 若干の喉の渇き
- 眠気
- 倦怠感
- 集中力低下
がありました。(個人差あり)
25mgをはじめに飲んだのですが、慣れてくるまでの1、2週間がシンドかったので、10mgに変えました。しかしそれでも、作用より副作用が目立っていたのですぐ辞めることにしました。
四環系:ルジオミール
三環系抗うつ薬の後に作られ、三環系に比べて副作用が軽いだけでなく、即効性もあると言われている四環系。その中でも特に副作用が少なく効果が高いルジオミールという薬を飲みました。
確か初めて処方された薬だったと思います。
ルジオミールの主な作用は、やる気をもたらしてくれる「ノルアドレナリン」の神経細胞内への再取り込みを防いで、脳内のノルアドレナリンの量を増やすことです。
この薬の特徴は、眠気が強いので睡眠薬の代わりとしても使われています。(自分がそうでした)
副作用はごめんなさい。ずいぶん前のことなので覚えてないです。m(._.)m
NaSSA:リフレックス
従来の薬より効果が早いだけでなく、長く続くのが特徴的なNaSSA。
自分は明治グループが製薬している、リフレックスという薬を飲みました。
主な作用は、セロトニンやノルアドレナリンの量そのものを増やすことです。
リフレックス(NaSSA)は、SSRIやSNRIなどの抗うつ薬と併用できるのも1つの特徴です。
副作用は、7.5mg(15mgの半錠)、3.75mg(15mgの1/4錠)共に
- 眠気
- 食欲増加
- 体重増加
- 倦怠感
がありました。(個人差あり)
15mgの1/4錠でも効果が出過ぎてしまったので、割とすぐ辞めてしまいました。
抗うつ薬を飲んで思ったこと
抗うつ薬は慣れるまでが辛く、余計うつになったり、怠すぎてやる気が出なかったりしました。更に、薬を飲んでいる時より飲んでいない方が安定していることが分かったので、今は抗うつ薬は一切飲んでいません。
個人的には、抗うつ薬を飲むより、起きたら日光を浴びてバランスの取れた食事を取り、少しの運動と自然に触れ合うことをした方が良いと思っています。
医学や薬学を学んだわけでも、脳科学を学んだわけでもないので本当のことはわかりませんが、自分は常に何か考え事をしている(らしい)ので、アデノシンの分泌量が多く、ドーパミンの分泌量が少ないのではないかと考えています。
まとめ
自分は薬を服用する際、どんな作用があるのかなどが気になるタイプなので、同じような方々の役に立てれば良いなと思い、薬の特徴などをわかりやすく書いてみました。
また、このページでは個人的に辛かった副作用だけを書いたので、他の副作用に関しては、薬剤師に聞くか添付文章をご覧ください。
※作用副作用には個人差があり、このページに書いてある副作用が必ず出る訳ではなく、書いていない副作用が目立つ可能性もあるのでご注意ください。
言うのを忘れていましたが、断薬した時の離脱症状とかは特になかったです。
あなたの辛い症状が少しでも軽くなりますように。
この記事はWikipediaを参照に作成しました。
(抗うつ薬、三環系抗うつ薬、イミプラミン、マプロチリン、四環系抗うつ薬、ミルタザビン)
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