LGBTとは?わかりやすく簡単なカレーの話
数年前辺りからちょくちょく耳に入ってくる、LGBT。
ニュースで取り上げられたり、地方自治体が動いたりしていますが、実際にはあまりよくわからないという方が多いと思います。
わかりにくい言葉だったり、どういうことなのか想像がつかなかったりで、普通の説明では理解し難いんですよね。
そこで、わかりにくいLGBTの話をカレーに例えてみました。
是非一度読んでみてください♪
LGBTとは
LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字から成る言葉です。
これをカレーに例えてみると、ドライカレー、インドのカレー、スリランカのカレー、カレーうどん、総称してDISKと言っているような感じです。
しかし、他にもたくさんのカレーが存在していますよね。例えばチーズカレーとか。(あー、お腹すいてきた)
同じようにLGBT以外にも、様々なセクシュアリティが存在します。
おっと、早速出てきましたね。わかりそうでわからない単語が…。
セクシャリティというを一言でいうと、人間の性のことです。
- 戸籍上で表記される性
- 自身が認識している性
- どんな性別の人を好きになるか
- どのような性として生きているか、生きていくか
まず、1番はなんとなくわかると思います。
病院などで書かれる性別(女・男)ですね。
そして2番は、1番の体の性別とは関係なく、「俺は男!」「私は女!」「僕は日によって違うかな」など、自分自身のことをどうとらえているかです。
次に3番。どんな性別を好きになるかというのは、わかりやすく言うと恋愛対象ですね。
最後の4番は、メイクやファッション、一人称、口調など、周りにたいしてどのように行動していくかです。
今のところは、なんとなく『色々な性があるんだなぁ』という認識でとりあえずOKです。
さてさ、LGBTで語られる『性』について、なんとなくわかってきたような気がするところで、少し詳しく説明していきたいと思います。
レズビアン、ゲイ
レズビアンは、自分自身を女性と認識していて、自身と同じ女性を好きになる方々のことを指します。
ゲイはレズビアンの逆で、自分自身を男性として認識していて、自身と同じ男性を好きになる方々のことを指します。
簡単に言ううと、女性が女性を、男性が男性を好きになるということです。
この2つは、割と頭では理解しやすい方なので、どうしても「気持ちが理解できない」「気持ち悪い」という感覚を持ってしまう方も少なくないです。
これはあくまでも個人的な意見ですが、その感覚は無理に捨てようとしなくていいと思います。
ただ、そういう方の存在や考えなどは認めてあげてくださいね。
世の中には、「納豆カレーとかマジ無理」と思う方もいれば、「カレーに納豆は必須でしょ!」と思う方、両方いていいのです。
誰だって好きな物や好きなこと、大事にしていることを「キモイ」「おかしい」などと言われれば傷つきますよね。
「私は苦手だし理解できないけど、あなたはそれがすきなのね」
こんな感じでいいのです。
バイセクシュアル、トランスジェンダー
バイセクシュアルは、男性もしくは女性、どちらでも好きになることができる方々のことです。
少し難しい話ですが、この後話すトランスジェンダーや認識上の性が定まっていない方などは好きになりません。
トランスジェンダーは、レズビアンやゲイ、バイセクシュアルの『どんな性を好きになるか』とは根本的に違い、『自身が認識している性』の話になります。
一般的に、トランスジェンダーとは戸籍上の性(体)と認識上の性(心)が一致しないものの、手術は望まない方々のことです。(トランスジェンダーの定義は広いので、気になった方は是非調べてみてください)
逆に、嫌悪感や違和感が強く、手術を望んでいる方は、性同一性障害と言われています。
性同一性障害は医学用語である一方で、トランスジェンダーは医学用語ではなく、病気や障害でもないとされています。
まとめ
- LGBTは様々なセクシュアリティの中の一部の総称である
- わからなくてもOK、ただし存在や考えは認めるように努力すること
色々話しましたが、この2つだけ頭に入れておけばある程度大丈夫だと思います。