繊細さん(HSP)は2種類いる!20人に1人の「繊細だけじゃない人」
「繊細さん」の本などを読んで「HSPかも」「HSPだ!」と思ったあなたは、HSPのことを調べてこのブログに辿り着いたのではないでしょうか。
このページは、以下のような方におススメです。
- HSPについてもっと知りたい
- HSPだと思うけどなんか違和感を感じる
- 本当にHSPなのか不安
因みにこれを書いている筆者いとぉは、今から紹介する “ 20人に1人の「繊細」だけじゃない繊細さん ” の当事者なのですが、人それぞれ当てはまる部分やその度合いが違うので、ここに書いてあることが誰しもに当てはまり、完全に正しいとは限りません。
あなたの直観と居心地の良さでOKです。
『HSP』という単語はあなたの生き辛さを少し軽くするためにあります。
「繊細」だけじゃない繊細さんとは
そもそも人間は4つのタイプにわけられると言われていて、そのうちの1つが『HSP』なんですね。
図の方がわかりやすいと思うので、この下の図を見てみて下さい。
4つのタイプをざっくり分けると、繊細な人(HSP)と刺激を求める人(HSS)に分けられます。
つまり、繊細さんな人はHSP(繊細な人)/非HSS(非刺激を求める人)ということになるんです。
そして注目して欲しいのは、『HSP/HSS』。
繊細さんでありながら、刺激を求める人ですね。
「繊細」だけじゃない「繊細さん」とは、このHSPとHSSの混合型な人だったのです。
その他にもHSP/HSS、HSP/HSS混合型とも言われることも。
HSPとHSS型HSPの相違点
先ほど見てもらった図で大体なんとなくわかると思いましが、もう少し詳しく紹介したいと思います。
まずはHSPとHSS型HSPの違いから。
HSP | HSS型HSP |
---|---|
内向的 | 外交的 |
人と一緒にいたくない | 人と一緒にいたい |
新しい物事が好きではない | 新しい物事が好き |
チャレンジが好きはでない | チャレンジがすき |
リスクは避ける | 少しリスキーなことも好き |
約5人に1人 | 約20人に1人 |
単純作業が得意 | 単純作業が苦手 |
こうやってみるとハッキリと正反対なことがわかりますね。
では、逆に共通している部分は何でしょうか。
- 繊細
- 感受性高い
- 直観力が高い
- 疲れやすい
- 傷付きやすい
- 雰囲気や機嫌に流されやすい
- 共感力が高い
- 考え込む
- 八方美人
- 1人の時間も必要
パッと思いつくのはこんな感じです。
多いような少ないような…。
HSS型HSPの特徴
- 好奇心旺盛だが飽きっぽい
- 疲れやすいのに刺激を求めてしまう
- 人といるのは好きだけど疲れる
- ずっと同じ人といると飽きる
- 仕事をコロコロ変えたがる
- 新しいことは好きだが行動する前に調べまくる
- 色々なものに手を出すがどれも中途半端
- 環境の変化に敏感なのに環境を変えたがる
- ずっと同じことができない
- 1人の時間も必要
- 休むのが苦手
- 感情のコントロールができない
- 単純作業が苦手
- 周りから「予測不可能」と言われる
- 周りから理解されにくい
- 自分という人間が迷子になる
まだまだ沢山ありますが一言で言うと、『アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じ』です。
自分自身の中に沢山矛盾を抱えており、生き辛さや自分に自分が振り回されているような感覚の方が多いと思います。
HSPの繊細さ故の疲れやすさがあるにも関わらず自ら刺激を求めてしまうので、HSPの方よりも『休む』ことが大切です。
因みに、HSS型HSPにも程度が存在します。
HSPの割合、HSSの割合がそれぞれ人によって差があるということです。
例えば、HSPの割合は少なくHSSの割合は中くらいの人。
HSPの割合が高いがHSSの割合は低い人。
HSPの割合もHSSの割合も中くらいの人。
などなど。
HSS型HSPが気を付けたいこと
- 嫌だと感じたことは我慢せず逃げる
- 自然と触れ合う機会を多くする
- 1人の世界に入れるものを持っておく
- しっかり睡眠&食事をとる
- 自分自身にあった疲労回復方法を見つける
- 人と自分との境界線を意識する
一気にやろうとするのではなく、できる範囲から少しずつやっていきましょ♪
何もかも中途半端なのが嫌!自分が迷子!そんな方へ
このような悩みを抱えている方、中途半端でもイイんですよ?
かく言う自分も中途半端な自分に悩んできました。
小学生の頃は天文学にハマったり、生命科学にハマったり、かと思えば海洋生物にハマったり…。中学も高校も似たような感じです。笑
今でもイラスト描いたり、心理学について調べまくったり、スケボーしたい欲が有り余っていたり(コロナってるせいで行けず…)とかしてます。(^-^;
こんな感じなので、少し前までは『何も継続できない自分はダメなんだ』と自責していました。
しかし、ふと『中途半端でも経験したことで自分の中の知識と人生の経験値が上がっているではないか!!』ということに気が付いたんです。
そもそもHSS型HSPは本質を理解する能力が高い傾向があり、本質を理解していれば別の何かに活かせるとも言えるので、そこまで悪くないのではないかと思います。
知識と経験は自分自身だけの財産ですしね♪
周りに合わせたり、好奇心旺盛さが裏目に出たりして自分自身という人間がどういう人間だったのかというのがわからない…。すごく辛いというかなんか虚しいですよね…。
自分も未だにファッションや髪型、どういうキャラでいるべきか(そもそもキャラという考え方が良くないかもしれませんが)、色々悩んでいます。
そこで自分は思ったのです。
色々やってみたらいいのではないかと。
わりと飽き性だし、どのみち何しても疲れるし、もうカメレオン人間でいいんじゃないか。いっそのこともっとコロコロ変えてしまおう。(。-`ω-)キリッ
不透明だろうが、色が沢山ついていようが、宙ぶらりんでフワフワ浮いていようが、それが自分なんだと思えれば少し楽な気がします。
一般的なカテゴリーに当てはめる必要はないんですよ~。
まとめ
- 「繊細さん」(HSP)の中でも好奇心旺盛で外交的な「繊細さん」(HSS型HSP)がいる
- HSPの繊細さや感受性、疲れやすさなどの特徴と刺激を求めてしまう特徴が混合して疲れやすい
- 感覚的に言うと『アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感覚
- 感情(気分)の差が激しく、コントロールが難しい
- しっかり休むことが大切
あなたに合った生き方ができることを願っています。(´ω`*)
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