カウンセリングに6年通っている人が語る、カウンセリングの効果や意味
- カウンセリングに通おうか迷っている
- カウンセリングに行った後落ち込んだ!
- カウンセリングに行ったら悪化した!辛かった!
このページでは、そんな方のために、カウンセリングの効果や意味などを語っていきたいと思います。
カウンセリングの効果
早速ですが、個人的に感じる効果をまとめてみました。
- 素直に泣ける(慣れるまで時間がかかる)
- 自己理解が深まる
- 自己洞察力が高まる
- 自身を許容できるようになる
- 自身の気持ち向き合えるようになる
- 気分がスッキリする(しない時もある)
- 物事を色々な角度から見れるようになる
- 新しい知識(考え方や具体的な対処方法など)を得られる
- 誰にも言えない、言いたくないことを話せる(慣れるまで時間がかかる)
カウンセリングはそれぞれの目的に合わせて行うので、効果は人それぞれですが、何かしらプラスの変化があります。
良いカウンセラーとあまり良くないカウンセラー
カウンセリングの効果は、カウンセラーさんと本人の意思で決まります。
カウンセラーさんの腕がなかったり、なんとなく合わなかったり…。
一方で、本人の改善しようとする意志が0だったり、他力本願だったり…。
そもそもカウンセリングというのは、薬物療法などと違って即時的ではありません。
お互い人間なので、信頼関係を構築していくという過程もあります。
なので、数回話してみてカウンセラーさんの腕がない、合わないと感じた場合は変えてもらうことをおススメします。
自分も、カウンセラーさんを変えてもらう時に『失礼じゃないかな?なんか思われたりしないかな?』と考えましたが、相手は仕事でやっていることですし、こちらはお金を払っている訳ですし、塾の先生とお別れする時のような『今までお世話になりました。ありがとうございました!』という軽い感じに捉えるといいですよ♪
個人的に良いカウンセラーさんというのは、
- 話を途中で遮らない
- オウム返しではなく、ちゃんと共感してくれる
- 時には一緒に考えてくれる
- 新しい知識(考え方など)を教えてくれる
- 自分では気づかない癖をその場で言ってくれる
- 適度に褒めてくれる
- 話した内容を要約してくれる
- 答えではなく、考える時間と方法をくれる
- 深入りや決めつけをしない
こんな感じです。
感覚的に言うと、親友と家族と先生(教官)を足して割った感じの、遠くて近い存在ですね…。
逆にあまり良くないカウンセラーさんというのは、以下のような感じです。
- 何でもかんでも褒める
- 自己開示が多い
- 『〇〇だと思う』のような決めつけが多い
- 話聞くだけしかしない
- 笑顔を全く見せないor終始笑顔
- 味方側に立ちすぎる
- 否定的
- ただのアドバイス
カウンセリングの意味
そもそもとして、本人の改善しようとする意志が0だったり、他力本願だったりする場合はカウンセリングの効果は得られません。
ではカウンセリングに通う意味とはなんでしょうか。
また、どう利用すればいいのでしょうか。
6年通い続けている自分が思うに、
- 自己成長
- 自己解決能力の向上
- 自己洞察力の向上
- 自己表現力の向上
- セルフコントロール力の向上
- 自己肯定感の向上
- 問題解決
- ストレス解消
これらがカウンセリングに通う意味・目的だと思っています。
カウンセリングの効果をお話している時にサラッと言いましたが、カウンセリングは、それぞれの目的に合わせて行うので、『考え方を変えて日常を少し楽に生きる』なり『傾聴のプロに話を聞いてもらってスッキリさせる』なり、何かしらの目的を持っていないと通う意味がなくなってしまいます。
カウンセラーさんは問題解決してくれるわけではなく、問題を自分自身で解決するための手伝いをしてくれる方です。
自身の意思や努力が大切で、メンターにアドバイスを貰いに行くような感覚で通うと良いと思います。
話している内容
話す内容は、ほんの小さな愚痴程度のことでもいいですし、時には素直に「話したいことが思い浮かばない」と言っても良いと思います。
自分は大体以下の3つです。
- 近況報告
- 疑問に思ったことや辛かったこと
- 対処方法などを仰ぐ
余談ですが、常に話したいことが浮かばない場合は、もう一度カウンセリングに通いたいのか、必要はあるのかを自問してみてください。
どんなに小さいことでも、第三者に言うことによって、自己表現力や自己洞察力がつくようになるので、『とりあえず言ってみる』ことをおススメします。(とりあえず言ってみて不快感を覚えたらすぐカウンセラーを変えてください)
まとめ
カウンセリングの効果は長期的に見るとあることが多いが、目的が定まっていなかったり、他力本願だったり、そもそもカウンセラーさんと合わなかったりすると、あまり効果や通う意味がほとんどない。
通う意味や目的は、自分自身を高めたり、問題を解決したり、ストレスを解消したりするため。
余談ですが、薬を大量に処方したり、検査(保険対象外)の回数が多かったり、感セリング代が凄く高いクリニックはやめた方が無難ですよ!