妊娠超初期から中絶手術までの変化と大切なこと
- 産むかおろすかどうしよう…
- これからどうなるの…
- 中絶ってどんな感じなの?
望まない妊娠をすると様々な不安や考えなければならないことが降りかかってきますよね…。
自分は高校1年の秋に妊娠してしまった過去があります。(幸いなことに、自分の学校は夏休み?秋休み?だったので、学校にバレずに済みました)
そして、今回はその時のことを包み隠さずお話していきたいと思います。
※人によって症状や考え方が違うので、参考程度にご覧いただければ幸いです。
妊娠3週目
3週目ごろには、着床出血や痛みはないものの、“つわり”がありました。
とにかく気持ち悪くて食欲が出なくなっていく日々。
あまりにも食べる量が少ないので心配されましたが、「最近食欲ないだけー」となんとか誤魔化しました。
またある時には、炊飯ジャーを開けた瞬間「オェっ」となったことも。
妊娠4週目
どうやら彼氏も気づいたようです。
逃げようとする彼氏を何とか食い止め、一晩傍にいてもうことができました。
ほぼ妊娠確定みたいな感じでしたが、妊娠検査薬を使うことに。
手が震えていたのを覚えています。
それでも『陰性』と出ることをわずかに期待して、1分。
結果は案の定『陽性』でした。
(妊娠検査薬は検査可能日があるので、記述してある通りに使ってください)
「あぁ、やっぱりな。はぁ、終わったな。何て言おう…」
そんなことばかり考えながら、彼氏と一晩中泣き叫びました。
「何て怒られるだろうか」
「これからどうなってしまうのだろうか」
とにかく怖かったです。
しかし、『1人の命』と思うと、「まずはちゃんと言うことが親としての責任だ」と、覚悟を決めました。
次の日、保護者である伯母に妊娠していることを伝えました。
「怒られるのはわかってるんだけど…。妊娠しちゃった、ごめんなさい」と…。
その後、病院にて尿検査(妊娠しているか否かの確認)と血液検査(健康かどうかの確認)、エコー検査(赤ちゃんの確認)をしました。
エコー検査で赤ちゃんの影を見た時は、小さい影ながらも、ものすごく幸せでした。
しかし、彼氏からは「産むか否かは任せる」と言われていたので、『今産んでも幸せにできそうにない』という理由で中絶することにしました。
(多くの場合は、中絶するのには自分自身と相手が同意しないといけません)
中絶手術
自分の場合、4週目で赤ちゃんが小さく、手術することが難しいとのことで7週目まで待っていました。
初期の中絶手術には2つ方法があるらしく、自分は吸引法という方法でした。
全身麻酔の為、気が付いたら終わっていて、目覚めた後の痛みもなかったです。
術後のエコー検査で、赤ちゃんの影なくなっていたのを確認した時は、寂しさと申し訳なさを感じました。
産むか中絶するかの選択
多くの方は、妊娠発覚した時からなんとなく「産む」「産まない」の選択は決めているのではないかな?と思うのです。
だからこそ、お腹の中にいる命が大事だと思ったら産んでちゃんと育てればいいし、その子の将来を思って今じゃないと思ったら人工中絶して二度と同じ事がないように気をつければいいと思ってます。
重要なのは産むか中絶するかではなく、親として、1人の人間として、その子の命と人生を真剣に考えることです。
まとめ
恥ずかしいことに自分は、“性” について何も知らないままやっていました。
麻酔が切れた後、看護婦さんに「女の子なんだから、自分の身は自分で守らなきゃダメよ?」と言われたことを今でもよく思い出します。
それまで自分は、男性用の避妊具を買うことに恥ずかしさを感じていて、男性用なんだから男性が買うものだと思っていました。
自分自身の体と心を傷つけないためにも、将来生まれてくるかもしれない子供のためにも、自分の身は自分で守らなきゃいけないんですね。
『妊娠したかも』と、恐怖から焦ってしまいますが、人生の終わりではないのでちゃんと相談できる人を見つけて相談することと、その子のことを考えてあげること、命の大切さをちゃんと感じることはしないといけないことです。
妊娠してしまった以上、親として、1人の人間として、その子の命と人生を真剣に考えることをが大事だと思います。
余談
まだ性別がわからない赤ちゃんに名前を付けるか否かですが、自分の場合はどちらでも違和感がないような名前を付けました。
あと、お金に余裕がある方は水子供養をおススメします。
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